スポーツ自転車の楽しみ方 HOW TO ENJOY SPORTS BIKE

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自転車通勤を始めてみよう!

自転車通勤は快適で健康的である一方、一歩間違えれば命に関わる多くの危険が潜んでいます。しかしそれらの危険の多くはパターンが決まっており、知っておく事と交通ルールやマナーを遵守することでリスクを軽減できます。このページでは自転車通勤を始めている方、もしくはこれから自転車を購入して自転車通勤に挑戦しようとしている方へ、安心して自転車通勤ができるよう注意点、また必要なアイテムを紹介していきます。

 

①交通ルールとマナーの遵守

まずは自転車通勤をする上で守るべき交通ルールとマナーの確認です。

 

自転車は左側通行(キープレフト!)

自転車は車と同じ左側通行で、車道の最も左側を走らなくてはなりません。違反者には3ヶ月以下の懲役、または5万以下の罰金が科せられる事になっておりますが、実際のところ、まだ逆に走っている人を少なからず見かけます。そもそも正面から車に向かって走ることは大変危険です。絶対にやめましょう。

 

信号はしっかり守る

たとえ自転車通勤で急いでいる時や、交通量が極端に少ない交差点だったとしても、赤信号であれば必ず停止しなければなりません。スポーツバイクが周囲から注目を浴びる存在であることも念頭においた上で理性的に行動しましょう。

一時停止、2段階右折は徹底

踏切、交差点の一時停止等、安全のために停止を定められている箇所はきちんと止まり、一度足をついてスタートしましょう。バイク同様、2段階右折も徹底しましょう。車と一緒に交差点内を曲がるのは危険です。

 

歩道は走ったらだめ??

道路交通法上お子様やお年寄りは年齢によって、歩道の走行が認められているケースもありますが、原則自転車は車道を走らなければいけません。しかしながら、安全上やむを得ず歩道走らざるを得ない場合は、”徐行”での走行は認められています。徐行とは、すぐに安全に止まれる状態の事を指します。また、歩行者がグループで横に並んで歩道を歩いていたとしても、無理に横をすり抜けたり、ベルを鳴らして無理やり通行することは道路交通法に違反します。あくまで歩道は歩行者のものであることを再認識しましょう。

 

走りながらのスマートフォンは禁物

歩きスマホが社会問題となっていますが、自転車に乗りながらスマートフォンを操作するのももちろんルール違反です。イヤホンやヘッドホンをつけていると周りの音が聞こえにくいため、危険察知が遅れてしまいさらに危険です。

 

パターンを知って、予防しましょう

街中を中心に車との接触事故は車道を走る自転車にとって一番心配ですよね。ここではよくある事故のパターンをしっておき、事前に察知して予防していきましょう。

飛び出してくる車に注意

車道をまっすぐ走っていると左からはもちろん、交差点では右側からも曲がって来る車との接触リスクがあります。左側に関しては、交差点はもちろん、店舗に駐車していた車が出てくる事もあります。車側からすると、よく確認せずに見ていなかったり、車の骨組みが死角になって見えない場合もあります。右側も同様で自転車だからそんなに速く来ないと思って曲がって来る事もあります。ポイントは、”相手の目、目線”を見る事です。目線が合わず、曲がる方向しかみていないドライバーは、曲がって来る可能性が高いです。また、見通しが悪い交差点はリスクも高いので、徐行で万が一飛び出て来ても止まれるスピードで走りましょう。

左折巻き込み車に注意

自動車の免許を取得する際もよく言われる左折時の巻き込み注意です。大きな車ほど左折時に並走している自転車に気づきにくいと言われています。おちゃれなお店が見えて、思い立って入る車もいる事でしょう。確認をする癖がない方も実際にいます。前を進む車が左ウインカーを出したら、一旦スピードを緩め、車に先に曲がってもらう方が良いでしょう。それでも間に合わない時は、車と一緒に曲がるしかないです。段差等がある場合はテクニックが必要なので、日ごろから前輪を浮かす練習や、段差を超える練習をしましょう。

自転車同士の接触事故も

ロードバイク等の魅力の一つに、仲間とのグループライドがあると思います。グループライドでは、先頭の役割の方が風を受けて、空気抵抗を減らした後ろについた人が楽をする事で、楽に長く走る事ができます。しかし、間を詰めて走ると前でブレーキがかったったりする事で接触事故の可能性もあります。グループが伸びたり縮んだりする特性を理解し、見通しが悪い場所や下り坂等スピードが出やすい場所では車間距離をしっかり開けてリスクを回避しましょう。

夜はもちろん昼間もDAYライト

暗くなってからライトを点けるのではなく、昼夜問わず前後ライトを点けることが重要です。自転車事故の80%は日中に起きており、前後のライトを日中に点灯させることで事故の確率が33%減少するというデータもあります。車道を走る以上、自らを守るために、DAYライトの機能を備えたライトをしっかり取り付けましょう。

 

③自転車通勤の必須アイテム

ライト

前後のライトは絶対に必要です。フロントライトはなるべく明るいものを選び、急な雨でも大丈夫な防水性の高いものがおすすめです。後方も赤い反射板だけでは安全性に不安が残ります。点滅・点灯の両モードを備えたテールライトを装着しましょう。

 

ヘルメット

通勤時だけでなく、自転車に乗るときは必ずヘルメットを着用しましょう。仮に事故にあった場合に、ヘルメットを着用しているか否かで、その後の人生が大きく変わるといっても過言ではありません。私の知っている方で、ヘルメットが大きく破損する事故を起こした方が何人かいます。もしもヘルメットを被っていなかったら・・・

コンパクトで軽くて頑丈な鍵は残念ながら存在せず、利便性が高いものは切られやすく、頑丈で重たいものが切られにくい傾向にあります。お客様の駐輪する環境にもよると思いますので、自分にあったものをしっかり考えてご購入して頂く事をお勧めさせて頂きます。自転車通勤の場合、日中は駐輪場に長時間停めることになりますので、盗難の不安を少しでも解消できるように、多少重くて持ち運びしづらくても、セキュリティ性の高いものを選びましょう。長時間駐輪するなら地球ロックできるワイヤー錠やU字ロックがおすすめです。

 

その他の便利アイテム

サングラス

夏の激しい紫外線や空気中の砂や虫から目を守るためにはサングラスをかけると良いでしょう。自転車走行中は歩行時よりもごみや虫が当たってくることも多いですよね。レンズが紫外線に反応して色が変わることで昼夜問わず使用できる調光モデルが通勤にはおススメです。

グローブ

グローブはハンドルバーを握りやすくし、長時間の走行では手のひらや指の疲労を軽減します。また転倒して地面に手を突いた時に手を守る役割も果たします。夏場に汗をかいた手でハンドルを握ると、滑って危険なこともあります。サイクルグローブは汗の吸収、発散をする素材が含まれているので、べたつきや不快感を和らげることができるのです。

 

バックパック

自転車通勤をする際は書類や資料、PCなど必ずと言って良いほど荷物があると思います。しかし、一般的なビジネスバッグは自転車通勤には向いていません。そんな時はバックパックを選ぶと便利です。荷物の量によって容量を調整できるバックパックや、防水性の高いバックパックもあるので、雨天時に多めの荷物があっても濡らさずに移動できるでしょう。

 

最後に

以上が安全に自転車通勤をする上での注意点や必要なアイテムの紹介でした。BICYCLE STEPのスタッフは、ほとんどが自転車で通勤をする自転車通勤のプロです。代表の佐藤は、もう10年以上自転車通勤一筋です!