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ブレーキの正しいかけ方を知ろう! 何故後ろブレーキだけでは止まりにくいか??
2025年5月31日
『後ろブレーキが効きません!!』
というご相談をよく頂きますが、後輪のブレーキは前輪に比べ”前に進む前提では”止まりにくのが通常となっております。
では何故そうなっているのでしょうか??
地球には重力がありますが、慣性も働きます
まずが前輪のブレーキから考えていきましょう。
前ブレーキは一般的に日本では右手で操作し、ブレーキ本体は進行方向の前側にございます。
前輪のブレーキをかけた場合は、前輪以外は慣性の法則により、前に進もうとします。すると前輪と地面の設置面で大きな摩擦が生まれるため、強い制動力を得られたように感じれます。ただしより強くブレーキする事でより強い摩擦が生じると、地面とタイヤの設置面が支点となり後輪が浮きます。また、ブレーキをかけることで人間の体の重心も前に行き、前輪に荷重が乗るとさらに前輪と地面の間で摩擦抵抗が生まれ、前ブレーキの制動力に繋がります。その場合体が前に投げ出されるリスクを伴いますので、前ブレーキだけを思いっきりかける事はなるべく避けましょう!
※お写真はサイクルスポーツ様
次に後ろブレーキについて考えていきましょう。
後ろブレーキは日本では一般的に左手で操作し、進行方向とは逆の後ろ側にブレーキ本体がございます。
後ろブレーキを強くかけた場合も慣性の法則により前に動こうとします。ここで前ほど強い制動力が生まれないのは、一定の摩擦が生まれると慣性の強さに負けて、滑ってしまうらからです。危ないですか試しに下で全力でリアブレーキをかけると分かりやすいですね。逆に 試しに後ろ向きに車体を動かした場合は、後ブレーキの方が良く効きます。
結論
地球には重力があり、摩擦が働き慣性も働く事から、自転車の構造上どうしても前ブレーキが制動力に繋がり後ろブレーキが制動力につながりにくいです。
いかがでしたでしょうか??
前ブレーキと後ろブレーキの違い、特性を理解しておく事で安全で快適に自転車に乗って頂く第一歩になりますので参考にしていただけると幸いです!!
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